アンガーマネージメント?

 数年前からこの言葉を耳にするようになりました。人によっては「怒りのコントロール」と捉えておられる方もいるようです。
 日本アンガーマネジメント協会では「怒りの感情との付き合いかた」という表現を使っています。

 私もアンガーマネジメントの研修や講話で「感情のコントロール」という言葉は怒りに関わらずあまり使いません。当然言葉の捉え方は人それぞれですが、私は自分の意に関わらず湧き上がってくるものが感情だと思っているからです。

 私のアンガーマネジメントの解釈と講義でお話させていただいている内容について、今回は取り上げたいと思います。

まずは“怒り”の捉え方について。私は怒りを感情とは捉えない考え方で人の心について観察や分析をしています。人によって怒りの原因は様々ですね。例えばなぜかいつも怒っている人なのに、思いがけないことに関しては全く腹を立てなかったり…普段は何事にも穏やかなのに、一つのことだけにはなぜか激昂したりするようなことがあります。これらはただの謎ではありません。たいていの場合その人それぞれの怒りの素があるものなのです。

怒りの素とはどういうことか?これがアンガーマネジメントにはとても重要です。詳しくは研修やセミナーでお話させていただいておりますが、あなたはどんな時に怒りが込み上げますか?
これを気にしながら日常を過ごすだけでも、怒りとのお付き合いは上達するかもしれません。

株式会社 FOKUA 産業カウンセラー 武 浩美

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