同調

 こんにちは。いかがお過ごしでしょうか?

 皆様は、“同調”というと何を思い浮かべますか?同調は、共感と異なります。同調は、自分の意見と異なる他者の行動や意見、あるいは自分に対する期待などによって、自分の意見や行動をその他者に合わせて変えることを言います。これは、他人と異なることをすると悪いと思われがちな時に、合わせる行動ではないかと思います。例えば、「皆、残業しているから帰りにくい。」や「周囲の人は皆こうしているからこれが正しい。」をいいます。この行動の心理には「仲間はずれにされてしまうかもしれない。」や「文句を言われるかもしれない。」等のマイナスな感情があるかと思います。これを俗に“同調圧力”とも言います。皆様は、経験したことがありますか?また、こういう時どうしたらよいのだろうと思いませんか?こういう時は、まず、同調圧力であることを認識することです。認識して、クッション言葉を使いながら、かわせるような話題にすることが必要です。同調をするということに疲れてしまい、ストレスが溜まってしまうより、同調をせず、かわせる技を身につける方がその先ずっと自分が楽になるのではないでしょうか。また、かわせる技を習得するのに、「こうしたらかわせた」とミッションのように楽しむこともひとつではないかと思います。

 さて、“クッション言葉”って何かというと、そのまま伝えてしまうときつい印象や不快感を与える恐れがあることを、やわらかく伝えるために前置きとして添える言葉を指します。「「大変申し訳ないのですが、」を付け加えるだけでも柔らかい印象になります。上手にクッション言葉をつかい、ストレスを貯めずに過ごせるようにしていきましょう。

株式会社 FOKUA
産業カウンセラー 西﨑 寧々

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